【特集】2回目は『仮設トイレって?』です。
毎日使っているトイレ。家や公共施設、工事現場など、様々な場所で活躍しています。
そこで今回は、そのトイレの中でも、【仮設トイレ】のしくみを簡単に、ご説明します。
〇まず汚物処理として2つあり、①下水道に汚物を流す本水洗式 ②汚物を便槽に溜める汲み取り式の2つです。
①公共施設や新築住宅で、また工事現場などでも、使われているしくみです。
②は、工事現場やイベント会場などにある汚物を便槽に貯めるしくみです。
〇次は、洗浄処理として3つあり、a/簡易水洗式 (軽水洗式/フットポンプ式) b/非水洗式 c/本水洗式など、
それぞれの特徴や設置条件などを、ご説明します。
a/簡易水洗式 (軽水洗式/フットポンプ式)
給排水工事が不要で、どこにでも設置でき、貯水はタンク内蔵/タンク外置き(ポリタンク等)の2タイプ。
ご利用後、ポンプを踏むと便器に水が流れ、汚物は下の便槽に落ちます。注)汚物は汲み取りが必要です。
周囲に、上下水道がない場所でも使用可能です。
b/非水洗式
いわゆる『ポットン便所』です。便器に、汚物の落ちる大きな穴あり、直接便槽に落ちます。
これも周囲に、上下水道がない場所でも、使用可能です。注)汚物は汲み取りが必要です。
c/本水洗式
レバーを回すことで便器に洗浄水が流れ、汚物を下水へ放流します。家庭用トイレと同じしくみです。
下水に放流する場合、給排水工事が必要です。注)水道/下水または浄化槽が無い場所では使用できません。
〇最後に、補足として仮設トイレにも、バリアフリートイレがあり、体の不自由な方だけでなく、ご年配の方や、
お子様連れの方にも、便利に使えるトイレもあります。
などなど、仮設トイレと言っても様々な種類や、しくみがあります。
この他にも、多種多様な機能や、しくみを持ったトイレもありますが、このページに収まりきらないので、
代表的な機能や、しくみを挙げました。
上記に挙げました説明で、ご不明な点がございましたら、弊社までご連絡ください。